今週の山頭火句

今週の山頭火句 すわれば風がある秋の雑草  山頭火

2014年9月20日土曜日

「第5回山頭火検定」の受験者募集。

※「山頭火講座」を開催します。

日時 9月27日(土) 13:00~15:00

場所 松山市ハーモニープラザ 2F 円形集会室
    (松山市若草町8-3 089-933-9211)


受講料無料

 検定受験者には、教材のテキストを差し上げます。



  「山頭火検定」のお知らせです。 

秋冷というのでしょうか、肌寒く感じます。
山頭火の命日に実施している「山頭火検定」の日が近づいてきました。

第5回目の「山頭火検定」のご案内をします。


 第5回山頭火検定

試  験 日  平成26年10月11日(土) 13:00~14:00

試験会場  みゆき会館(℡ 089-924-8965)
          (松山市御幸1丁目476 護国神社西隣)

検定料   一般 ¥1000  高校生以下  ¥500

      検定料の振込は、最寄の郵便局の「振込取扱票」で。
      ・振込先 口座記号番号 01680-3ー108377    
      ・加入者名   まつやま山頭火検定実行委員会            

募集期間  8月20日(水)~9月25日(木)

申込方法  ハガキまたはFAXで、下記の申込先へ。
       (住所・氏名・電話番号・年齢・性別を記入。)

試験要項  60問・択一式  正解率70%で合格認定。

『山頭火検定・公式テキスト』(¥600)より90%出題。

過去の検定問題は、ジャンル別情報の「山頭火検定問題」「山頭火検定問題」
をクッリクすれば、参照できます。

※『山頭火検定・公式テキスト』は、子規記念博物館、一草庵で販売しています。
 遠隔地の方は、下記の<申込先>へご連絡ください。
 <申込先> 〒799-2651   愛媛県松山市堀江町甲1615-3
                   NPO法人まつやま山頭火倶楽部
                        TEL 090-6882-0004 
                        FAX 089-978-5959




 <  ご連絡を! >

 事前対策として、「山頭火検定テキスト」を教材として、山頭火勉強会を開催します。

      「山頭火講座」
 日時 平成26年9月27日(土) 13:00~14:00
 会場 松山市ハーモニープラザ 2F 集会室
       松山市若草町8-3 (089-933-9211)
        受講料は、無料です。
 
今年は、山頭火検定後の山頭火に捧げるイベントは、

「山頭火寄席」を行います。

寄席ばいいのに!
やるという大学生に喝采を。

是非、お立ち寄りください。

2014年9月19日金曜日

山頭火は、”労研饅頭”が好物だった。

「俳句王国がゆく」が、9月21日(日)。
Eテレで、午後3:00~4:00放送されます。

山頭火・一草庵が少し紹介されると思います。
一草庵で取材がありましたので…。


 松山で山頭火はどんな生活をしていたのか、聞きたいとの訪問でした。

日本一の貧乏人・山頭火は、食べるものが無くても、腹がへっても、俳句だけは作っていた。

残された日記を読んで見ると、二つのキーワードを発見します。

”一浴一杯”と”松山散策”という言葉です。

道後へ出かける。… 例によって一浴一杯、うまいうまい、あります。

 もう一つは、松山散策です。

私の毎日の行事は、松山散策。今日は曇って寒いから止めた、とあります。

松山の繁華街・大街道へ行くんですね。行って買い物をしたり、映画をみたり、コーヒーを飲んだ

り、うどんを食べたり、今日は、かめやのうどんを二杯食べたとおります。

そして、おでん屋で一杯ひっかけて帰るのです。

 中でも、あの酒好きな山頭火さんが、むしパンのような労研饅頭を買って食べているのには、

ビックリしました。 

     ポストまで出かけたついでに

              労研饅頭一包 ― 十銭

             胡瓜一本    ― 十銭

 何回もマンジュウが日記に登場します。

 そんなことを、田中紀英アナがインタビューするのです。

その話を聞いた後、労研饅頭のお店へ、そこで俳句バトルがはじまります。

<テーマ:労研饅頭>

  俳人チーム 松本勇二さん

            山頭火酵母を寝かす秋の雨

  俳句甲子園チーム 就実高校 大原里梨歌さん

           秋めきてまんとう匂ふ畳かな

 さて、軍配はどちらへ。

 是非、ご覧下さいね。




<杉山愛さんとも、少しお話できました。>


他のテーマ、明教館

  俳人チーム 杉山愛さん

            見上げれば無数の眼光赤とんぼ

   俳句甲子園チーム 黒沢尻北高校 真嶋陽君

            この道が子規の一歩目天高し

最後は、即吟 <野球拳>

   俳人チーム 楠部天思さん

             踊り出て野球拳とや秋高し

   俳句甲子園チーム 土佐高等学校 宮﨑玲奈さん

             踊れば祭り笑えば祭り野球拳






2014年9月1日月曜日

夏逝けり一草庵の紙芝居

 第4回目の「一草庵夏の子どもまつり」は、台風11号の影響で、8月19日(火)に開催しました。

この夏一番の上天気です。




 少し報告しておきます。

将来をいっぱい、いっぱい持っている子どもたちに、
山頭火に親しんでもらおうと、今年の新企画として

 ① 家族そろって俳句づくり『家族俳句絆賞』を新設

 ② 「学び」のメニューとして『山頭火紙芝居』の上演

 を行いました。


  「家族俳句絆賞」としては、こんな素敵な俳句が選ばれました。


    あめんぼう水上スキー金メダル  今岡孝太郎(3年生

    円陣を出ることはなし水馬      今岡美喜子(祖母)










  「山頭火夏の子どもまつり俳句賞」 として

  宿題すると暑さがましてくる     姫山小5年  金谷由菜

  風鈴で風の音が聞こえる       湯築小5年  吉田星哉

    桂浜ざぶんと大波おどろいた   清水小1年  大堀新平


   風鈴で風の音きいてゐる
  
  となれば、山頭火が詠みそうなうな句ですね。

  『山頭火紙芝居」みていただきました。子どもたちには難しいかなと心配して

 いましたが、最後はで一生懸命お話を聞いてくれました。

  テレビ・インタビューの子どもたちの声です。

  ・山頭火の紙芝居が勉強になりました。

  ・最近、俳句を作っていなかったけれど、俳句を作ってみたくなりましたとのこと。

  


   


   



子どもたちにとっても、私たちにとっても、充実した一日でした。

関係者の方々、いろいろとお世話になりました。