今週の山頭火句

今週の山頭火句 旅のかきおき書きかへておく  山頭火

2011年12月7日水曜日

[第2回山頭火検定」の試験問題(その9)

山頭火句(八木三春・書)
検定問題にチャレンジしてみてください。

問41 熊本にある観音堂での山林独住に耐えかねて、一笠一鉢の行乞流転の旅に出ましたが、そのとき作った句はどれですか。



1 けふも托鉢ここかしこも花ざかり
2 分け入つても分け入つても青い山
3 まつたく雲がない笠をぬぎ

問42 山口県川棚温泉で結庵したい心を句に詠んでいます。次のどの句ですか。

1 花いばら、ここの土とならうよ
2 曼珠沙華咲いてここがわたしの寝るところ
3 はだかで話がはづみます

問43 山頭火の絶筆三句のうち一句を、次の句から選んでください。

1 焼かれて死ぬる蟲のにほひのかんばしく 
2 もりもり盛りあがる雲へあゆむ 
3 ほろほろ酔うて木の葉ふる

問44 「(  )供へて、母よ、わたくしもいただきまする」と亡き母の句を詠んでいます。供えたものは何ですか。

1 うどん  
2 そば  
3 トマト

問45 「ふるさとは(  )がうまいふるさとにゐる」山頭火は俳句でふるさとの食べ物を懐かしんでいました。その食べ物はなんですか。

1 豆腐  
2 佃煮  
3 ちしゃもみ
妹シヅの嫁ぎ先・町田家近くの公民館前の句碑

解答はここをクリックしてください。解答